フランス土産
お土産といっても、お土産大国日本のような、菓子折りやら名産品がお土産として売られているわけではない。当然、ペナントや提灯のようなものがあるわけでもない。しかし、そこは観光大国であるから、地方独自の何かしらはある。
パリでは有名なものでは、エッフェル塔の置物や、メトログッズ(タオルや傘やペン)など。
また、それらのデザイン入りの爪切りやライターなども売っている。
お土産通であれば、できれば、生活の一部として使えるものか、そうでなければ、食品となる。
とくに面白いものは、スーパーグッズや、文房具類である。
リディアやクレールフォンテーヌの文房具やビッグのペンなどは、既に日本でも沢山売られているが、各スーパーが出す、スーパーバッグや、街中のタバつきのカフェなどで売られているライターなど、かわいらしいデザインのものも多い。特に、フランプリのデザインのものは丈夫であるゆえに、結構パリ市民に利用されている。シャンピオンやモノプリのカラフルなバッグも肩からさげているパリジェンヌも見かける。
可愛らしいデザインの多い、ビッグのライターもいいが、機内持ち込みに数量制限があるので、多量の持ち帰りができるかどうかは疑問である。自分用として購入するのもいい。
地方土産としては、世界中にコレクターのいるスプーン(柄の先にデザインがある)や、その土地のシンボルマークをデザインしたアクセサリー、キーホルダー、また、バスク、ショレ、ケルシュなどの布類や食品(南仏のアイオリやブルターニュのビスケット)やその入れ物、マスタード(陶器に入っているもの)、各地方のリキュール類、リモージュなどの陶器などたくさんある。
日用でつかえるものであれば、フランス気分を味わえること請け合いである。
マスタードの陶器などは、アンティークの世界でも扱われていて、当然フランスにもコレクターがいる。
土産といっても、雑貨として扱えるもの、日用でつかえるものが、フランスらしい時間を演出する。
|